お世話になります。
Windows Server 2008 R2 Standard (SP1) で、RemoteAppによるアプリケーション配信と
リモートデスクトップを併用して利用しています。
下記の構成になります。
2008R2(RemoteApp) → 2008R2(リモートデスクトップ) → シンクライアント端末
中間に入るサーバーのRDPクライアントのバージョンは6.2.9200です。
ネットワーク環境は、Windows2003 R2によりドメインを構成しており、
2つのRDPサーバーは、同一ドメインのメンバーサーバーになっています。
また、2つのサーバーはサブネットは異なりますが、LAN接続されています。
この環境でRemoteAppで配信しているアプリケーションを、2時間ほど操作せずに放置した後に、
マウスで画面をクリックすると、アプリケーションが反応しません。
そのまま20秒くらい待つと、「接続が失われました。再接続しています。
接続の試行 (1/20)」という表示が出た後に、使用できるようになります。
サーバーのリソースには余裕があり、数時間使わないことも想定される運用環境なので、
接続を切らない方法がないか調査しています。
なお、2つのサーバーは1日に一回、夜間に再起動します。
下記の3つを試しましたが、効果はありませんでした。
<試したこと(1)>
RemoteAppサーバーのRDセッションホストの構成 のセッションタブで、
下記の設定をしました。
接続されたセッションの終了 :1日
アクティブなセッションの最大時間:1日
アイドルなセッションの再大時間 :1日
セッションの最大時間に達したり接続が中断した場合:セッションを終了する
<試したこと(2)>
RemoteAppサーバーのローカルグループポリシーエディター(gpedit)で、
コンピューターの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>リモートデスクトップサービス>リモートデスクトップセッションホスト
を開き、セッションの時間制限 で 「アクティブでアイドル状態になっているリモートデスクトップサービスセッションの制限時間を設定する」を「有効」に設定し、「アイドルセッションの制限」を「なし」に設定しました。
これにより、RDセッションホストの構成 のセッションタブで、「アイドルなセッションの再大時間」が「接続しない」に変わり、
変更できなくなりました。
<試したこと(3)>
同じくgpeditのリモートデスクトップセッションホスト>接続で「自動再接続」を「有効」に設定しました。
リモートデスクトップサービスマネージャーで確認すると、状態はアクティブになっており、RemoteAppサーバー側には問題がないように思います。
2時間で接続が切断されるのは、RDPクライアントの仕様なのでしょうか?
何か、現象を回避する手段はありませんでしょうか?
よろしくお願い致します。