トップ回答者
Vista用 IE7 Update (KB931768) を当てたら、IE7 が起動できなくなりました。

質問
-
Vista Ultimate を使用していますが、今日(2007/05/09) Windows Update を実施したら、
IE7 を起動すると「ieframe.dll が・・・」のメッセージが表示され、起動できなくなりました。
プロパティの「セキュリティ」で、「保護モードを有効にする」のチェックをはずせば起動
できるのですが、昨日まで IE7 の保護モードは有効な状態で問題なく使えていたのに、
今後は「無効」な状態で使わざるを得ないのは困ったモンです。
バックアップの復帰で Windows Update による更新を取り消したとしても、いずれまた必ず
Windows Update をしなければならないので、何か良い手はないものでしょうか?
たまたま今回のアップで失敗が生じただけで、もう一度アップし直せば解消するものかどうか、
他に同じ現象に見舞われた方がいらっしゃるかどうかで判断したいので、教えてください。
以上、宜しくお願い申し上げます。
2007年5月9日 2:28
回答
すべての返信
-
問題ないとのお知らせをいただき、誠にありがとうございます。
発生状況は以下の通りでした。
2007/05/09の Windows Update 成功項目(更新履歴より)
1. Outlook 2007 迷惑メールフィルタ更新プログラム:KB934655
2. Office 2007 セキュリティ更新プログラム:KB934062
3. Security Update for CAPICOM(KB931906)
4. Windows メール用迷惑メールフィルタの更新プログラム[2007年5月](KB905866)
5. Windows Vista 用 Internet Explorer 7 の累積的なセキュリティ更新プログラム(KB931768)
6. Office 2007 更新プログラム:KB934393
7. Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール:2007年5月(KB890830)
8. Definition Update for Windows Defender - KB915597(Definition 1.18.2533.5)
再起動によってこれらがすべて正常にアップデートされた後で IE7 を起動すると、
いつも通りの位置とサイズでウィンドウが一瞬表示された直後、直ぐにに消えてしまい、
タイトルが「ファイルのダウンロード - セキュリティの警告」のダイアログが現れます。
ダイアログの内容は、
このファイルを保存しますか?
名前: navcancl
種類: 不明なファイルの種類, 2.73KB
発信元: ieframe.dll[保存]と[キャンセル]のボタンがあり、いずれを選んでも IE7 は起動しません。
なお、このダイアログには以下のメッセージが記載されています。
「ダウンロード中のプログラムは、規定のプログラムで開けません。壊れているか、正
しくないファイルの種類が指定されていることが原因です。セキュリティ保護のため、
ダウンロードを取り消すことを推奨します。開くことのできるソフトウェアの詳細を表
示します。」ちなみに[保存]ボタンで保存すると、html文の navcancl ができあがります。
これを何度繰り返しても IE7 が起動することはないので、インターネットのプロパティで、
「セキュリティ」のタブを表示し、「保護モードを有効にする」のチェックを外すと、
IE7 は起動できます。C:\Windows\System32\ieframe.dll は、更新日時がアップデートの時刻 2007/05/09 17:26
となっており、5,915KB のファイルとして存在します。まだ今回のアップデートを実施していない別の Vista 機があるので、そちらでも試してみ
る予定です。今回この1台に限った現象でしたら、お騒がせしたことをお詫びします。以上、宜しくお願い申し上げます。
2007年5月9日 16:16 -
別の Vista 機で今回のアップデートを施した結果、同様の現象が発生しましたので、
インストールしている共通のアプリケーションの影響によるものかも知れません。
参考までに、影響する可能性があるかも知れないと思う使用中のアプリケーションは、
ATOK 2007
Nero 7 Premium Plus
PowerX PerfectDisk 8 Pro
ウイルスバスター 2007
※ウイルスバスターを停止した状態で Windows Update をしてもこの現象は起きました。
何がどう影響するかまったく不明ですので、参考までに紹介させていただきましたが、
まだ他にも色々と、Vista 対応版とされるアプリケーションをインストールしています。
それから、Vista 対応を表明していないアプリケーションはインストールしていません。
2007年5月9日 17:29 -
ご報告ありがとうございます。感謝しています。
使用中のアプリケーションによる影響ではなく、Vista の設定内容による影響も考えられます。
何をどのように設定しているかをきめ細かく列挙することもできないので、
今のところ、この問題が早期に解消されることはなかろうと思います。
同じ現象に見舞われた場合に、応急処置として参考になれば幸いです。
2007年5月10日 1:52 -
TAKAPON & 皆様
VistaではなくXPsp2ですが、一次ファイル(キャッシュ)の位置ではないようでした。
http://d.hatena.ne.jp/o-max/20070511
http://d.hatena.ne.jp/o-max/20070510
当方では、MS07-027 MS KB931768 が悪さしていそうだと絞込み、自動更新を解除してとりあえず復旧しています。
コメントを書いてくださった方には一次ファイル(キャッシュ)の位置が原因であろうと指摘する方もいましてなぞの現象です。何かわかりましたらまた報告します。
2007年5月11日 14:34 -
o-max 様
XP SP2 におけるご報告ありがとうございます。
ここは Vista 用のフォーラムとなっていますが、残念ながら XP 用のフォーラムがないせいか、
XP で同様の現象に見舞われて、このスレッドに解決の糸口を見出したい方がおられるのかも知れませんね。
参考までに私の XP SP2 機では、一時ファイルの格納場所を変更したままの状態で、
同じ日に IE7 Update (KB931768) を実施していますが、この問題は発生していませんので、
XP SP2 に関する限り、一時ファイルの格納場所は無関係であると思います。
なお、この XP SP2 機は、2007/04/16 にクリーンインストールしたばかりのため、
ゴミファイルやゴミアプリなど皆無で、非常に「良好」な状態でした。
★ 独り言 ★
Vista では、ドキュメントやその中に含まれる各種フォルダの「場所」が自由に変更可能になったのに、
変更してしまうと、「お気に入り」の場所変更に代表されるように、何かと不都合が生じて戻す羽目になり、
結局は最後の砦だった IE の一時ファイルの格納場所「Temporary Internet Files」フォルダまでもが、
元の場所に戻す羽目になりました。
せっかく変更可能な仕様になっていながら、変更に伴って災いをもたらすなんて・・・・
2007年5月11日 16:07 -
TAKAPON さん、
こんにちは!
フォーラム オペレーターの服部 清次です。
こちらのスレッドは少し古いものですが、同じ現象で悩まれている方にとっては有益な情報だと思いましたので、私の方で回答チェックを付けさせていただきました。
なお、この現象は現在サポート技術情報としても公開されていますので、参考までにリンクを紹介しておきます。
http://support.microsoft.com/default.aspx/kb/937409/ja
また何か困ったことがありましたら、TechNet フォーラムに投稿してください。
それでは、また!
__________________________________________
マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレータ 服部 清次
2008年11月19日 2:22