【対象製品】
・Exchange Server 2003
・Outlook 2007
【事象】
Outlook2007にて予定の削除あるいは予定の変更を行うと、「このアイテムにある何人かの受信者の名前を使えません。アドレスを作成し直す必要があります。この操作を行なうために必要なアクセス権がありません」というエラーメッセージが表示され、「OK」ボタンを押すと、「"リソース名"がリソースとしてマークされました。アカウントに対して十分なアクセス権がないため、"リソース名"との会議を設定できません。必須出席者が任意出席者として名前を入力するか、管理者に連絡して"リソース名"へのアクセス権について問い合わせてください。」と表示され、変更が行えない。
【事象のトリガー】
会議予定を『非公開』にして予約を行うと、次回の予定変更時に事象が発生する
【現象の発生する会議室(リソース)】
全会議室
※いくつかの会議室では、会議予定を『非公開』にして予約を行い、次回の予定変更時は事象が発生しないが、
予定変更を数回繰り返すと事象が発生する
『リソースの設定情報』
1. リソースの設定
・出席依頼と会議キャンセルを自動処理する
・予定済みの時間帯への出席依頼は自動的に辞退する
2. 「アクセス権の設定」にて「規定」のアクセス権を以下の通りに設定する
アクセス許可レベル: 作成者
読み取り: 全詳細情報(その他空き時間情報)
書き込み: アイテムの作成
作成アイテムの編集
アイテムの削除: 作成アイテムのみ
その他: フォルダの表示