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Windows Server 2016のWSUSによる更新プログラムの配布について

質問
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Windows Server 2012 R2のWSUSで、Windows10、Windows7、Windows8への
更新プログラムのダウンロード及び配布が可能ということを認識しております。
Windows Server 2016もWSUSの機能がついていると認識しています。
Windows Server 2012 R2のWSUSの機能と同じと考えてよいでしょうか。
Windows Server 2016でも、Windows10、Windows7、Windows8 のOS毎に分けて、
更新プログラムのダウンロード及び配布は可能でしょうか。
実績のある方がいましたらご教授いただけますでしょうか。
回答
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Windows Server 2012 R2のWSUSの機能と同じと考えてよいでしょうか。
Windows Server 2012 R2 の WSUS と Windows Server 2016 の WSUS では WSUS のバージョンは異なりますが、同じ機能が利用できます。
WSUS サーバーのバージョン番号について
https://blogs.technet.microsoft.com/jpwsus/2016/02/16/wsus-18/
Windows Server 2016でも、Windows10、Windows7、Windows8 のOS毎に分けて、
更新プログラムのダウンロード及び配布は可能でしょうか。
OS 毎に分けてと言うのがよく分かりませんが、Windows 7,Windows 8,Windows 10すべてに対応しています。
また、自動承認規則を予め適切に定義しておく事で、どのクライアント (正確にはコンピューターグループ) にどの様な分類・製品の更新プログラムを配信するかは、ある程度制御が可能です。 (または、完全に手動承認する等)
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年9月15日 7:09
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年10月20日 6:55
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コンピューター グループ毎に、その様な更新プログラムの承認 (配布) 制御は可能です。
ただ、承認 (配布) のタイミングが同じなのでしたら、OS 毎にグループを分ける意味は無い様に思います。
WSUS の承認 (配布) 動作は、複数の OS が居るグループに対して複数の OS の更新プログラムを承認したとしても、WSUS が承認された更新プログラムを一方的に配布するのではなく、承認された更新プログラムの中で、クライアントが自身に必要と判断した更新プログラムのみをダウンロードしてインストールする動作です。
例えば、Windows 10 のクライアントに Windows 7 の更新プログラムを承認したとしても、Windows 10 に Windows 7 の更新プログラがダウンロードやインストールされる訳ではありません。
よって、頂いている例でグループを作るとしたら以下の様な形でしょうか。
(すみません、総務部・業務部のグループの意図は分かりませんでした)
1)自動承認グループ (Windows 10,Windows 8)
2)手動承認グループ (Windows 7)
また、グループの作成や自動承認等については以下のガイドが参考になりますので、WSUS を構築・運用されるのでしたら、ご一読頂くと良いかと思います。
Windows Server Update Services (WSUS) を使った Windows 10 更新プログラムの展開
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/deployment/update/waas-manage-updates-wsus
- 編集済み LapivyMVP 2017年9月15日 8:51
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年9月19日 0:21
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年10月4日 6:55
すべての返信
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Windows Server 2012 R2のWSUSの機能と同じと考えてよいでしょうか。
Windows Server 2012 R2 の WSUS と Windows Server 2016 の WSUS では WSUS のバージョンは異なりますが、同じ機能が利用できます。
WSUS サーバーのバージョン番号について
https://blogs.technet.microsoft.com/jpwsus/2016/02/16/wsus-18/
Windows Server 2016でも、Windows10、Windows7、Windows8 のOS毎に分けて、
更新プログラムのダウンロード及び配布は可能でしょうか。
OS 毎に分けてと言うのがよく分かりませんが、Windows 7,Windows 8,Windows 10すべてに対応しています。
また、自動承認規則を予め適切に定義しておく事で、どのクライアント (正確にはコンピューターグループ) にどの様な分類・製品の更新プログラムを配信するかは、ある程度制御が可能です。 (または、完全に手動承認する等)
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年9月15日 7:09
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年10月20日 6:55
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早速のご返答ありがとうございます。
Windows Server 2016のWSUS機能は、バージョンが異なるけど、
Windows Server 2012 R2のと同じ機能が利用できるとのこと、
認識しました。
> OS 毎に分けてと言うのがよく分かりませんが、Windows 7,Windows 8,Windows 10すべてに対応しています。
説明不足ですみませんでした。
OS毎にというのは、バージョンの異なるOSがあって、バージョンの異なるOS毎に
更新プログラムを配布という意味です。
イメージとしては、以下のようにOS毎にグループ分けして更新プログラムのダウンロード及び配布できるかどうかという意味で確認したかったのです。いただきました回答に、「どのクライアント(正確にはコンピュータグループ)にどのような分類・製品の更新プログラムを配信するかは、ある程度制御が可能。」とありましたので、教えてください。
グループ(OS毎)について、以下のイメージを考えています(上手く伝わらなかったらすみません)。
1)Windows10 グループ
a) Aグループ(総務部)
b) Bグループ(業務部)2)Windows8 グループ
a) Aグループ(総務部)
b) Bグループ(業務部)3)Windows7 グループ
a) Aグループ(総務部)
b) Bグループ(業務部)1)と2)は自動で更新プログラムの配布、3)は手動で更新プログラムの配布といった
グループ毎に制御も可能と捉えてよいでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
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コンピューター グループ毎に、その様な更新プログラムの承認 (配布) 制御は可能です。
ただ、承認 (配布) のタイミングが同じなのでしたら、OS 毎にグループを分ける意味は無い様に思います。
WSUS の承認 (配布) 動作は、複数の OS が居るグループに対して複数の OS の更新プログラムを承認したとしても、WSUS が承認された更新プログラムを一方的に配布するのではなく、承認された更新プログラムの中で、クライアントが自身に必要と判断した更新プログラムのみをダウンロードしてインストールする動作です。
例えば、Windows 10 のクライアントに Windows 7 の更新プログラムを承認したとしても、Windows 10 に Windows 7 の更新プログラがダウンロードやインストールされる訳ではありません。
よって、頂いている例でグループを作るとしたら以下の様な形でしょうか。
(すみません、総務部・業務部のグループの意図は分かりませんでした)
1)自動承認グループ (Windows 10,Windows 8)
2)手動承認グループ (Windows 7)
また、グループの作成や自動承認等については以下のガイドが参考になりますので、WSUS を構築・運用されるのでしたら、ご一読頂くと良いかと思います。
Windows Server Update Services (WSUS) を使った Windows 10 更新プログラムの展開
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/deployment/update/waas-manage-updates-wsus
- 編集済み LapivyMVP 2017年9月15日 8:51
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年9月19日 0:21
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年10月4日 6:55
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お世話になっております。
Lapivyさんから返信をいただいていたにも関わらず、返信が遅れてしまいました。
WSUSの件で色々ご教授いただき、ありがとうございます。
Windows10(CBB、LSTB)への更新プログラムの配布方針がほぼ固まりつつあります。
Windows7、Windows8(8.1)、への更新プログラムの配布は無しとなりましたので、
Windows10で、CBBとLSTBといったグループ毎に分けて、更新プログラムの配布を
WSUSにて実施する方針です。
また不明な点がありましたら、新規に問い合わせる予定ですので、よろしくお願いします。