Windows10 October 2018 Update (1809) の環境で応答ファイルを使った Sysprep の検証を行っています。
以下の手順でマスターイメージを作成しました。
①OS をクリーンインストール
②インストール途中で作成したローカルユーザーでログオン後、ビルトイン
Administrator を有効化
③ビルトイン Administrator でログオン後、手順②で作成したローカルユーザーを削除
④ユーザーがビルトイン Administrator しかいない状態で各種設定やインストール作業を実施
⑤「C:\Users」フォルダ配下には「 Administrator、Default、Public 」フォルダだけがあることを確認
⑥CopyProfile を有効化し、 [UserAccounts]>[LocalAccounts]でローカルユーザーアカウントを追加した応答ファイルで
Sysprep を実行し、正常終了してシャットダウン
この状態で端末を起動し、Sysprep による展開終了後、手順⑥で追加したローカルユーザーでログオンして、Users フォルダを確認すると、「Administartor」フォルダが存在していましたが、「C:\Users\Administrator」フォルダ配下には、「AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache」フォルダだけが残っている状態で、Users
フォルダ配下には「defaultuser0」フォルダも作成されていました。
そこで、Administrator を有効化してから一度ログアウトし、Administrator でログオンしてからUsers フォルダを確認すると、「Administrator」フォルダは残ったままで、新たに「Administrator.コンピュータ名」フォルダが作成され、「C:\Users\Administrator.コンピュータ名」が
Administrator ユーザのプロファイルになってしまいました。
以上のことから、Sysprep を実行して展開するときに、それまで有効にしていた Administrator が無効化された際に「C:\Users\Administrator」フォルダが残ったままとなり、改めて有効化してログオンした際に「C:\Users\Administrator」フォルダが残っているため、「C:\Users\Administrator.コンピュータ名」が
Administrator のプロファイルとして作成されてしまったのではないかと考えております。また、「defaultuser0」は、システムのインストール時に何らかの不具合が発生すると作成されるとの情報もあることから、「C:\Users\Administrator.コンピュータ名」フォルダが作成されたことと関係があるようにも思われます。
このような、
・「C:\Users\Administrator.コンピュータ名」が Administrator のプロファイルとして作成される
・「C:\Users\defaultuser0」が作成される
などの事象は正常な動きなのでしょうか。
Sysprep 展開後の PC においても、「C:\Users\Administrator」が
Administrator のプロファイルとして作成され、「C:\Users\defaultuser0」が残らないように出来ればと考えております。
同じような事象が発生しており、何らかの回避方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けると助かります。
よろしくお願い致します。