はじめまして。
"Decline-SupersededUpdates.ps1"。"Invoke-WsusServerCleanup -DeclineSupersededUpdatesコマンド" はともに更新プログラムを「拒否済み」に設定するものですが、「拒否済み」への選択条件が異なると考えられます。
Decline-SupersededUpdates.ps1スクリプトは、置き換えられら更新プログラムの承認ステータスを「拒否済み」に変更するスクリプトとのことです。詳細は以下webが参考になります。
不要な更新プログラムは「拒否済み」に設定しよう!
→「B. 置き換えが行われた更新プログラムを「拒否済み」に設定する」参照
一方で、Invoke-WsusServerCleanupコマンドは、以下3条件を同時に満たす場合に該当更新プログラムを「拒否済み」に設定するとのことです(スクリプトと比較して条件が厳しい)。詳細は以下KBが参考になります。
WSUS のクリーンアップ ウィザードについて
→「⑤ 置き換えられた更新プログラム」参照
<条件>
- 30日間以上承認されていない更新プログラム
- 現在クライアントによって必要とされていない更新プログラム
- 承認された更新プログラムによって置き換えられる更新プログラム
上記webに当該スクリプトは「本手順は最新の更新プログラムを配信する方針で運用している環境を前提としている」場合に利用する旨記載されています。WSUSメンテナンスにおいて、当該スクリプト実施有無はこちらが判断基準になると考えられます。